アスペルガー症候群① 学校になじめない
2015/11/12
「アスペルガー症候群」って?
最近、度々耳にする「アスペルガー症候群」。
私は、2006年くらいまでは正直この言葉を知りませんでした。
地元の公立小学校の通常級に籍を置いたばかりの息子が、クラスでいろいろと問題を起こしていると担任の先生から電話を受けたり、連絡帳に書かれていることがあり、「なぜだろう?」と不思議に思ったのがそもそもの始まり。
授業中にゴミ箱の中に入ったり、カーテンの後ろに隠れて困っているとか。
給食の配膳時にどうにも動作が遅くて周りが迷惑しているだとか。
筆箱の中身を空っぽにして帰宅する毎日が続き、家には何ダースも鉛筆を用意しなければならなかったり。
そんな日々が続き、これは何かおかしいとようやく気づき、ネットや本を読んで調べてみたところ、どうやら息子は「アスペルガー症候群」ではないかと思うようになりました。
本人も学校に行くのは非常に辛いようで、登校するのを拒絶する日が続きました。
「病院で診断してもらわないと」と考え、児童精神科のある病院を探しましたが、これが近所にはありませんでした。
ネットで検索して、ようやく電車で一時間くらいの隣の県にある病院を見つけました。
この頃から月に何回かの通院が始まりました。
【続く】
何冊か読んだ本のうちの一つです。