高校受験 内申点が悪いと都立高校は厳しい
2016/03/04
今年は娘が高校受験でした。
そして、今日は都立高校の入試でした。
以下は短期集中型努力で高校受験に挑んだ母と子のお話です。
娘は、内申点のあまりの酷さに全く途中からやる気を喪失してしまい、一時は社会科の偏差値が20まで下がりました。
他の教科も散々なものです。
内申点は素内申で31。
元々目指していた都立高校はもちろんのこと、他の都立高校ですらこれじゃダメだよねという状態。
そこで、長年通っていた塾を変えて心機一転というか起死回生を狙いました。
塾を変えたのが11月・・・・・
既に遅いとしか言いようがありませんが。
スマホも禁止はしていても口ごたえばかりで反抗期真っ盛り。
(与えなければ良いのではとも思いますが、一回与えた蜜はなかなか離そうとはしません)
大喧嘩して家出騒動になったこともありました。
そんな中、塾の先生が12月になってから真剣にカツを入れてくれました。
「あなたはやる気があるのか?いま、あなたの周りにいるのは悪魔だよ」
「スマホも今日限り解約しなさい」
12月5日のことでした。
その日から娘は真面目に受験勉強に取り組むようになりました。
スマホも私が預かり全く触れない状態にしました。
↓これは娘が自分のタイムラインに友達宛に書いたものです。
それでも時々塾の前に学校の悪友とカラオケに行ったりとまだまだダメな部分がありましたが。
今まで全然点を取れなかった理科や社会が伸びてきて、数学に関しては難問も解けるようになってきました。
これなら狙っていた都立高校も入れるかもしれないと思うくらいの得点が取れるようになりました。
難関校の過去問の点数も驚くような点数が取れるようになってきて、本人も勉強が愉しくなってきたようです。
でも、内申点はもう変わらないんですよね。
中学3年の2学期の内申点、これものすごく重要です。
これから都立高校を目指す方は肝に銘じて下さい。
現時点では内申点が3割、当日の試験の点数が7割の計算で総合得点が算出されます。
そのため、あまりに内申点が悪すぎるとどうにも勝負になりません。
例え当日のテストで満点をとっても内申点の良い子に負けてしまうということもあります。
私立高校の一般入試であれば内申点は関係ないところが大半だと思います。
なので、実力はあるけれど学校の内申点が悪いのであればレベルの高い私立高校を受験するのも一つの方法です。
結局、娘は数学がよくできるので数学と理科いわゆる理系の傾斜得点のある都立高校を受験させました。