高校受験 合格発表
ドキドキの合格発表
我が家の受験生は4月までは偏差値が上昇中の都立高校を目指していました。
当時はVもぎの合格可能性80%と目指せるだけの学力でしたし、内申点もその時点では問題ないような感じでした。
ところが、中学3年生になってからの成績の急落ぶりがすさまじく、志望校のランクを下げて…
地元の学校にしようかと思っていたところ、学校の担任の先生との面談や塾での評価でどうやらそれも危ないと。
11月に塾を変え、12月に本格的に反省して受験勉強に取り組み始めたのでは最早手遅れかとも。
塾の先生とよく相談して、結局、私立を3校、国立高専、都立高校の計5校を受験することにしました。
(大学受験のようですよね。本命が公立高校ならば滑り止めは私立1校というのが一般的です)
どうしても行きたいという私立高校のW高校、併願優遇の私立高校、併願優遇よりは偏差値的に高いこれから伸びそうな私立高校、そして国立高専、都立高校。
受験日もこの順番でした。
W高校は過去問を解いて何回か合格水準まで達することがあったので、もしかしたら…という期待もありました。
(正直、私立高校はお金がかかるので厳しいのですが)
W高校の合格発表は受験日の翌日でした。
早めにくると激混みなので少し時間をずらしてくるように言われていたのでやや遅めに行きましたが激混み!
校舎の中をグルグルと行列でまわりながらようやく合格発表会場へ到着。
15分くらいは歩いたような気がします。
テレビ局も取材に来ていました。
で、うちの子の番号は見当たらなかったので帰宅しました。
帰路、大きな封筒を持っている子は合格した子ですね。
他の私立高校2校は受験者が少ないからか、スライドで見せたり、ホールでこじんまりと番号が張り出されていたりというパターンでした。
どちらも受験日と同日に合格発表でした。
親のほうがドキドキなのは子供のスポンサーだからか
国立東京高専は子供が自信満々に「よくできた!」と言っていたので大丈夫だろうと見に行ったところ「……」。
76%の正解率じゃダメなのか~。
社会がないし、数学は2倍の配点になるし、内申点も20%の比重だったので期待していたのですが、不合格でした。
以上のような試験内容なので理系の方にはオススメです。
遠方の方でも寮があるので通えます。
正直、塾の先生に薦められていなければ私は東京高専の存在を知りませんでした。
これで都立高校に望みを託すのみとなりました。
都立高校は数学と理科が傾斜得点式の学校を選択しました。
直前まで理科の成績が伸びずに苦労しましたが、最終的には模試などでも7割はいけるようになってきました。
苦手だった社会も当日は6割ほどのできだったようです。
国語は満点だったと言っていました!
そして迎えた合格発表の日。
最近はギャンブル関係を全くやらなくなったのでこういうドキドキ感は久しぶりです。
当事者である受験生よりも多分親である私のほうが緊張していたと思います。
本人の自己採点では770点とれたから大丈夫とのことでしたが、高専のときもそんなこと言っていたしな…と不安な気持ちはおさまりません。
名前を書き忘れたり、マークシート式だから1個ずれたらアウトだろうしな、なんてことを考えていたのでしばらく不眠症になっていました。
そして、掲示板の前まで行列を作ることなくたどり着くと、
あった!!!
良かった!
私立高校の学費のこととかを考えると本当に胃が痛くなっていたのでホッとしました。
内申点がかなり悪くても、12月からの本格的スタートでも、本人の努力次第ではどうにか都立高校に受かるという貴重な経験をしました。
帰りには校庭の片隅に咲く桜に気づきました。
ようやく我が家にも春が来そうです。